市川さん、増元さん情報を 拉致被害から42年、鹿児島

 鹿児島県で市川修一さん=拉致当時(23)=と増元るみ子さん=同(24)=が北朝鮮に拉致されてから42年となった12日、鹿児島県警は2人が消息を絶った日置市の海岸近くで、通行車両のドライバーらに情報提供を呼び掛けた。

 県警本部と日置署の警察官19人が参加した。県警によると、新型コロナウイルスの感染防止のため、今年は市川さんの兄、健一さん(75)ら関係者は不参加。接触を避けるためにチラシ配布なども取りやめた一方、2人の等身大パネルを初めて掲示した。

 有嶋悟警備部長は「拉致被害者のご家族の高齢化もあり、早期の帰国実現に向け、関係機関と連携を図って全力で取り組みたい」と話した。

 市川さんと増元さんは昭和53年8月12日、海岸に夕日を見に行って消息を絶った。

 58年から失踪日前後にこうした呼び掛けをしており、今年で38回目。

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