慰安婦支援団体「正義連」が組織刷新へ 寄付金不正疑惑は解明されず

 【ソウル=名村隆寛】韓国で元慰安婦への寄付金をめぐる不正流用疑惑が出ている支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は12日、ソウルの日本大使館前で開かれた日本への抗議集会で、一連の疑惑について謝罪し、会計の透明性向上など組織を刷新していく方針を示した。

 一方で、慰安婦問題に対する「日本政府の犯罪認定」や真相解明、公式謝罪などが「未解決」だとし、日本に抗議を続けていく姿勢を示した。

 韓国では前日の11日に、元慰安婦の女性らが暮らす支援施設「ナヌムの家」で、88億ウォン(約7億9000万円)の寄付金の大半が目的外に不正流用されていたとの調査結果が地元自治体から発表されたばかり。だが、市民団体から告発を受けた正義連への捜査や調査は進んでいない。正義連の集会のそばでは、保守系の複数の市民団体が集会を開き、正義連に疑惑を明らかにするよう求めた。

 14日には韓国の国定記念日である「慰安婦の日」が控えており、正義連はソウル中心部での行事を予定しているという。

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