レバノン首相、辞意表明へ 大規模爆発、政治空白の懸念

 レバノンのディアブ首相は10日、首都ベイルートの大規模爆発を受け、辞意を表明する方針を固めた。AP通信が伝えた。港の倉庫の化学物質が引火したとの見方が強まる中、国民の間で「危険を放置した」政府や当局への抗議デモが激化。閣僚辞任が相次ぎ、政権維持は不可能と判断したとみられる。政治空白への懸念が高まりそうだ。

 大規模爆発から11日で1週間。死者は150人以上、50人以上の行方不明者がいるもよう。約6千人が負傷し、30万人が住居を追われた。政治や経済への影響長期化は必至だ。

 4日の爆発は2014年に貨物船から押収され留め置かれた大量の硝酸アンモニウムに引火して起きたとみられ、港湾関係者20人以上が拘束された。(共同)

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