慰安婦への謝罪像の撤去求め抗議 韓国市民団体

 【ソウル=名村隆寛】慰安婦像にひざまずき謝罪する安倍晋三首相を模した像が設置された韓国北東部・江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)の「韓国自生植物園」で3日、韓国の市民団体が植物園側に像の撤去を求め、抗議した。

 抗議活動を行ったのは、「反日銅像真実究明共同対策委員会」のメンバーら。園内で「安倍首相の謝罪像をただちに撤去せよ!」「永遠の贖罪(しょくざい)像を即刻撤去せよ!」などと訴えた。

 植物園の金昌烈(キム・チャンニョル)園長は、当初、韓国メディアに「贖罪を少女像(慰安婦像)と安倍首相で象徴させ作った」と説明していたが、日本政府が「国際儀礼上、許されない」(菅義偉官房長官)などと不快感を示す中、「人物を特定していない」と前言を覆した。また、植物園が私営施設で、像の作製は私費によることを理由に撤去を拒否した。

 海外の首脳を侮辱するような像に韓国国内でも批判が出ている。抗議の後、金園長は約10分間、抗議団との討論に応じたが、議論は平行線をたどった。

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