韓国「軍事通信衛星」の実力は? 初の打ち上げ成功に大喜び、「偵察衛星」視野も…日本と大差

 軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「韓国軍が将来的に、米軍から『戦時作戦統制権』を返還された後、自前で作戦を立案・指揮することを考えれば、通信衛星はどうしても必要だ。ただ、1基だけで大丈夫なのか?」と疑問視する。

 そもそも、アナシス2号は、韓国空軍がF35Aステルス戦闘機40機を配備するのに伴い、ロッキード・マーチン社から“おまけ”で提供された、欧州航空機大手エアバス製の衛星だ。

 黒井氏は「日本はすでに、自前で防衛用の通信衛星も情報収集衛星も開発し、ほとんどを自前のH2Aロケットで宇宙に飛ばしている。韓国との開きは大きい。一方の韓国軍は偵察衛星を2023年までに5基確保する計画だが、簡単ではない。今回の通信衛星も含め、どれも『米国任せを止めて、独自の軍事力をつけたい』という、文政権主導の愛国心やナショナリズム、一方的なGSOMIA破棄決定であらわになった『離米』志向の表れといっていい」と分析している。

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