ついに米英タッグで習氏ピンチ! 中国のウイグル弾圧、英外相が猛批判「おぞましい人権侵害」

 ボリス・ジョンソン首相率いる英国政府が、中国政府によるウイグル族への人権侵害を激しく批判し始めた。ドナルド・トランプ米大統領も先月、「ウイグル人権法案」に署名し、成立させた。新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を引き起こしながら、香港の「一国二制度」を奪い、軍事的覇権を強める中国の習近平政権に対し、米英両国は「人権」というカードでも対峙(たいじ)する構えだ。

 「中国新疆ウイグル自治区では、(イスラム教徒少数民族ウイグル族に対し)不妊手術の強制など、実におぞましい人権侵害が行われている」

 ドミニク・ラーブ英外相は19日、英BBC放送の番組に出演し、中国をこう非難した。

 中国当局は、同自治区で100万人を上回るウイグルを「再教育施設」と呼ばれる強制収容所に閉じ込め、ウイグル語での教育を廃止し、抵抗した者を殺害するなど、厳しい弾圧を加え続けている。

 これに対し、トランプ氏は6月17日、「ウイグル人権法案」に署名し、ウイグル族弾圧に関与した同自治区トップらに制裁を科す方針を示した。

 英政府はこれまで、中国の新型コロナウイルスへの初動対応に不信感を高め、香港の旧宗主国として「国家安全維持法」の施行にも反発し、安全保障を理由に第5世代(5G)移動通信システムから中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」を排除する方針を打ち出していた。

 ラーブ氏が今回、ウイグル族弾圧に言及したことで、米国とこの件でも歩調を合わせる姿勢を明確にしたと言えそうだ。

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