聴取拒否「身の安全ない」 ゴーン被告、仏当局要請に

 中東レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告は、事情聴取を望むフランス捜査当局の出頭要請に今月応じなかった理由として、パスポートがなく、移動中の身の安全も保証されないとの「技術的障害」を挙げた。20日付のフランス紙パリジャンがインタビューを伝えた。

 当局は、日産と企業連合を組むルノーの会社資金が不正使用された疑惑に関し、今月13日に事情聴取したいとの意向を示したが、被告側は応じなかった。

 ゴーン被告は「弁護士が捜査を担当する予審判事と事情聴取の条件について数週間前から協議している」と言及。日本の当局が国際手配したことを受け、レバノンの司法当局が自身のパスポートを保管しているなどと説明した。「無事に移動することを誰も保証できない」とし、予審判事がレバノンに来れば、聴取に応じる用意があると述べた。(共同)

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