北朝鮮核問題 ポンペオ国務長官、11月の米大統領選前の米朝首脳会談は「可能性低い」

 【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は15日、朝鮮半島の非核化に向けたトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との再会談について「11月の米大統領選の前に実現する可能性は低い」との見通しを明らかにした。ニューヨーク経済クラブでの講演で述べた。

 ポンペオ氏は「全面的に検証された朝鮮半島の非核化を達成するため北朝鮮と取り組んでいくことを目指す」とし、「遠くない将来に高官級の対話を実施し、事態を前進させることができるのを期待している」と語った。

 同氏はまた、米朝が「公的に認識されている以上に協議を重ねている」として水面下での対話が続いていることを明らかにした。

 「米朝首脳が会談することが非核化の進展に向けた最良の方法であると判断されれば、再会談はあり得る」との認識も示した。

 一方、ポンペオ氏は同日開かれた議会紙ヒル主催のイベントで、「北朝鮮は現時点で、問題の解決につながりそうな対話に応じないことを選んだ。北朝鮮が態度を変えることを期待している」と述べた。

 ポンペオ氏は、日本や中国、韓国などの周辺諸国が「完全に検証されていること」を必須条件とした非核化を支持しているとも指摘した。

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