米大統領選、バイデン氏の女性副大統領候補は? ライス元国連大使が急浮上

 黒人暴行死事件を受けて人種問題が大統領選の主要争点に浮上する中、民主党支持勢力はバイデン陣営に対し、有色人種を起用するよう圧力を強め、下馬評でも複数の黒人女性が有力候補に浮上してきた。

 米紙USAトゥデーとサフォーク大が1日発表した世論調査での有力候補の支持率は、エリザベス・ウォーレン上院議員38%、スーザン・ライス元国連大使35%、カマラ・ハリス上院議員33%、南部ジョージア州議会の元下院議員ステイシー・エイブラムス氏29%、同州アトランタのキーシャ・ボトムズ市長28%で、ウォーレン氏以外は全員黒人などの有色人種だ。

 加えて、黒人のバル・デミングス下院議員や、タイ出身でアジア系のタミー・ダックワース上院議員も有力視されている。

 この数日間で、特に「注目株」とみなされ始めたのがライス氏だ。

 最有力とされる候補のうち、ウォーレン氏は白人であるため今回は対象外、ハリス氏は自己主張が強く「黒子役」の副大統領に不適任-との見方が出る中、ライス氏はオバマ前政権下でバイデン氏と強固な関係を築いているためだ。

 ただ、ライス氏は大使在任中の2012年、駐リビア米大使が死亡したベンガジの米領事館へのテロ攻撃を「自然発生的なデモ」と述べて批判を浴びた過去があり、指名されればトランプ陣営からの猛攻撃にさらされるのは確実だ。

 バイデン氏は6月30日の記者会見で、副大統領候補の決定は当初予定の8月1日から「8月上旬になる」との見通しを明らかにし、慎重な選考を進めていることをうかがわせた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ