米大統領選 トランプ氏、激戦州でバイデン氏に後れ 再選に黄信号か

 トランプ氏にとっての懸念材料は、前回の選挙で同氏が勝利した中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部フロリダ、ノースカロライナ、西部アリゾナといった激戦州でバイデン氏が軒並みリードしていることだ。

 しかも、FOXニュースが25日に発表した世論調査では、1980年以降の大統領選で共和党候補が勝利してきた南部テキサス州でバイデン氏が1ポイント差でトランプ氏を上回った(45%対44%)。ジョージア州でもバイデン氏が2ポイント先行する(47%対45%)など、従来は共和党の有力地盤とされてきた州でのバイデン氏の健闘が目立っている。

 世論調査で数ポイントの差は誤差の範囲内とされる。ただ、FOXニュースが両州に加えフロリダ州とノースカロライナ州の有権者の動向を調べたところ、当選に不可欠な無党派層の支持率でバイデン氏が17~22ポイント差でトランプ氏を引き離していることも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日の社説で、トランプ氏の支持率が過去に再選を果たせなかったカーター、父ブッシュ両元大統領と同様の水準に陥りつつあるとし、「再浮上に向けてトランプ氏に残された時間は少ない」と指摘した。

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