ボルトン氏“暴露本”炸裂! 「日韓外交格差」鮮明、南北「終戦宣言」阻止、トランプ氏再選に逆風か

 超大国の指導者としてのトランプ氏の資質を疑う記述も多い。今年6月、中国の習近平主席に配慮して天安門事件に関する声明発表をやめさせた。ロシアのプーチン大統領についてボルトン氏は「トランプ氏を簡単に手玉に取ることができる」と評した。

 ボルトン氏は昨年7月の訪日時に、トランプ氏が在日米軍駐留経費の日本側負担として現在の4倍以上に当たる年間約80億ドル(約8550億円)を要求していると伝えたとも明かした。日本政府は否定している。

 米韓軍事演習を中止したり、北大西洋条約機構(NATO)脱退を示唆するなど気まぐれな決定を繰り返したという。

 米国政治に詳しい福井県立大学教授の島田洋一氏は、ボルトン氏の意図を「トランプ氏が対中国、対北朝鮮政策に宥和的にならないようにクギを刺すものではないか」とみる。米大統領選への影響については「ボルトン氏は共和党内でも『強硬』『危険人物』という認識を持たれており、トランプ氏が穏健だという印象になるかもしれない」との見方を示した。

 韓国への厳しい評価に関しては「2007年に出した回顧録でも金大中(キム・デジュン)元大統領の太陽政策を批判している。韓国は全く学ばないという感覚があるのだろう」と指摘した。

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