韓国・文大統領が言う慰安婦運動の「大義」とは? 大統領自ら「反日」優先させる国家と和解など望めない

【日本の選択】

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、ついにこの問題に言及した。慰安婦であったという李容洙(イ・ヨンス)氏(91)が、「正義記憶連帯」(旧称・韓国挺身隊問題対策協議会=挺対協)の前理事長であり国会議員となった尹美香(ユン・ミヒャン)氏の不正について告発した問題だ。

 李氏の指摘に従えば、尹氏は慰安婦問題で集めた募金を不正流用していた。そして、元慰安婦たちは尹氏らに「30年にわたり、だまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」という。

 この問題について、文氏は次のように指摘している。

 「旧日本軍慰安婦運動の大義は固く守られなければならない。大義はおばあさんの証言から始まり、民間の自発的な参加と連帯がこれに加わった。市民団体の形態は振り返るべきだが、運動そのものを否定してはいけない」(6月9日付、中央日報)

 「一部で慰安婦運動そのものを否定し、運動の大義を傷つけようとする試みは正しくない」(同)

 文氏は慰安婦運動に「大義」があったと強調している。だが、そもそも慰安婦運動の大義とは何であったのだろうか?

 過去に不幸な歴史があった場合、通常の国家同士であれば和解に向けて歩み寄ろうとする。和解こそが歴史問題の大義となるのだ。

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