西欧、第二次大戦終結記念日 パリではパレード中止 各地、参加者最小限

 【パリ=三井美奈、ロンドン=板東和正】西欧各国は8日、第二次大戦終結から75年の記念日を迎えた。新型コロナウイルスで外出規制が続く中、各地の式典は参加者を最小限に抑えて行われた。

 フランスではマクロン大統領がパリの凱旋(がいせん)門での式典で、無名戦士の墓の碑に献花した。例年、シャンゼリゼ通りで騎馬兵パレードが行われるが、今年は見送られた。参列者は関係閣僚や軍の関係者に限られた。

 ジョンソン英首相は、ツイッターに自身の動画メッセージを投稿し、第二次世界大戦を振り返り、「当時の英国人は勝利のためにあらゆる試練と困難に打ち勝った」と強調。「私たちは今、新型コロナウイルスとの新たな戦いに従事しており、(大戦のときと)同じ国民の努力の精神が求められる」と呼びかけた。大戦中に従軍した退役軍人に向けた公開書簡では「(新型コロナ禍では)あなたたちが体現した努力の精神が求められている」と伝えた。

 英メディアによると、エリザベス女王も8日夜、テレビ演説で、新型コロナの影響で外出を制限されている国民を激励する。

 ドイツではナチスからの解放を記念して式典が開かれた。招待客はなく、シュタインマイヤー大統領やメルケル首相が戦争犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた。

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