米大統領選 民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う

 この層をつなぎとめたいトランプ氏は「米製造業の復活」を訴え、ミシガン州予備選があった10日にはツイッターで、自らが同州で新たな自動車工場を建設させたとの実績を強調した。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた538人の選挙人を奪い合う本選の激戦州は10州に満たないとみられ、多くが中西部に集中する。ミシガン州の選挙人数は全米8位タイの16人で、民主党にとり「ミシガン奪還」がトランプ氏の再選阻止のカギとなる。

 そのためバイデン氏は2008年の「リーマン・ショック」による世界同時不況の際、副大統領として手掛けた自動車産業救済の実績を強調。ミシガン州での出口調査では中間所得層の多い労組世帯の55%がバイデン氏を支持した。

 ただ、同州での各種世論調査ではバイデン氏とサンダース氏のどちらが指名を受けた場合でも、トランプ氏との支持率はほぼ拮抗(きっこう)している。民主党は十分に信頼を回復できていないのが実情だ。(米ミシガン州デトロイト 大内清)

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