米大統領選 左派ウォーレン氏、民主党指名争いを撤退

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、左派のウォーレン上院議員(70)が5日、選挙戦からの撤退を表明した。ウォーレン氏は14州などで予備選・党員集会が集中した3日の「スーパーチューズデー」で1州も勝てなかった。地元の東部マサチューセッツ州でも3位に終わり、撤退は時間の問題とみられていた。

 ウォーレン氏は、指名争いに残ったサンダース上院議員(78)とバイデン前副大統領(77)のいずれかを支持するかどうかについて、自宅前で記者団に「支持表明する用意ができていない」と述べ、明言を避けた。

 急進左派のサンダース氏は、スーパーチューズデーを前に中道候補を一本化させて勢いを取り戻したバイデン氏に対抗するため、ウォーレン氏の協力を取り付けて左派勢力を結集させたい考えだ。

 サンダース氏は5日、地元の東部バーモント州での記者会見で「米現代史で最も危険な大統領を共に打倒しよう」と述べ、ウォーレン氏にトランプ大統領の再選阻止に向けて自陣営への合流を要請した。

 米紙ワシントン・ポストによると、サンダース氏とウォーレン氏の陣営は選挙協力の可能性について水面下で協議を始めた。

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