米大統領選 民主、14州で予備選など投開票 スーパーチューズデー サンダース氏優勢か

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州の予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)以降、各州で順次、投票が締め切られ、開票される。事前の世論調査では、左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、中道派のバイデン前副大統領(77)が追いかけている。

 出馬表明が遅れた中道派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参戦。テレビCMや選挙運動員の展開に巨費を投じて認知度を高めており、得票を伸ばすかが注目される。

 世論調査によると、サンダース氏は西部カリフォルニア(代議員数415人)や南部テキサス(同228人)の大票田でリード。バイデン氏やブルームバーグ氏が追う展開だ。

 中道派で撤退表明した前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)やクロブシャー上院議員(59)がバイデン氏支持を表明し、同氏は追い風としたい構えだ。

 国民皆保険をはじめ、抜本的な制度改革を訴えるサンダース氏に対しては、穏健な民主党員や無党派層の支持を得られないとの意見がある。また、バイデン氏とブルームバーグ氏の中道候補が票を奪い合うことへの懸念も根強い。

 左派のウォーレン上院議員(70)は伸び悩んでいる。

 スーパーチューズデーでは、全米各州に割り当てられた一般代議員の計3979人のうち、約3分の1の1357人が対象となる。指名獲得には一般代議員の過半数を得る必要がある。3日深夜から4日未明(日本時間4日午後)にかけて大勢が判明する見通し。

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