米大統領選 サンダース氏、大票田カリフォルニアで中南米系に浸透

 サンダース氏は前回の同州予備選でクリントン氏に7ポイント差で敗北した。その直後から、中南米系の支持者は自主的にサンダース氏の支援組織をつくり、国民皆保険など政策の浸透など草の根運動を続けてきたという。メキシコ移民で陣営の地域責任者のスカーレット・ペラルタさん(27)は「他の候補と違うのは、サンダース氏の運動は4年前から始まっていることだ。前回の予備選は中南米系の関心が低かったが、今回は違う。不法移民にも公的保険を提供する政策はこの地域の住民にとって重要だ」と語った。

 一方、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)や、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はテレビやラジオの選挙広告を増やし、「トランプ大統領に勝てる候補」とアピール。カリフォルニア州では得票率が15%に満たない場合は代議員を獲得できないため、票の掘り起こしに躍起だ。

 資金、人員不足に悩まされたバイデン陣営は州内に1つしか事務所がない。ただ、陣営幹部のベダント・パテルさんは「地元議員や市長などから非常に多くの支持を受けている」と強調し、2月29日のサウスカロライナ州予備選の勝利で「勢いづいている」と手応えを語った。ブルームバーグ陣営は豊富な資金力を生かし、州内25カ所に事務所を持つ。広報担当のリズ・メンデスさんは「大統領選の候補者がこれまで訪れたことのない田舎にも事務所を構え、幅広い支持を得ている」と話した。

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