米大統領選 民主穏健派、サンダース氏に危機感 「左派ではトランプに勝てない」

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】米大統領選の民主党指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員が小差で勝利したものの、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長が肉薄した。序盤の指名争いは両候補に加え、3位につけた穏健派のクロブシャー上院議員を加えた3人を軸に展開される公算が大きくなってきた。

 サンダース氏のニューハンプシャー州での勝利を後押ししたのは、格差解消や医療保険制度改革などの大幅な「変革」を求める若者や低所得者層らだ。

 米メディアが実施した合同出口調査によると、18~29歳の民主党支持者の53%がサンダース氏に投票した。また、同氏に投票した31%が「医療保険」を、35%が「収入格差」を候補者選びの際に最重要視する政策上の懸案に挙げた。

 また、自身を「非常にリベラル」と位置付ける同党支持者の48%、「どちらかといえばリベラル」の26%がサンダース氏に投票。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は同じ左派のウォーレン上院議員を退け、党内左派の広範な支持を確保しつつある。

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