韓国LCC 320円の航空券も 新型コロナウイルスで激安価格に…

 中国湖北省武漢市に端を発した新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、中国に近い韓国では、一部の格安航空会社(LCC)の航空券が数百円にまで下落するという事態が起きている。韓国紙朝鮮日報(日本語電子版)は10日、「済州行き航空券3000ウォン、タラバガニ5万ウォン…武漢肺炎で暴落」というタイトルの記事をアップした。

 同紙が取り上げたのは「ティーウェイ航空」。記事は「ティーウェイ航空のウェブサイトには9日午前現在、済州行きの航空券が3500ウォン(約320円)、5900ウォン、7900ウォンなど航空運賃が1万ウォン未満の航空券が登場している。ジンエアー、チェジュ航空など他の格安航空会社も状況は似ている」と現状を伝え、「航空料金がタクシー料金より安くなった」と指摘している。

 ティーウェイ航空のホームページで、ソウル金浦空港から済州までの1名の片道航空料金を10日夕に調べてみると、平日には日本円で320円、770円といったにわかには信じがたい金額が表示されていた。済州島を訪れた中国人観光客が帰国後、肺炎と診断されたと報じられ、同島の観光需要が落ち込み、航空券価格が暴落したという。

 韓国のLCCは、昨年の日韓関係悪化のあおりをうけ、収益源だった日本路線を相次いで運休するなどして厳しい経営状況に追い込まれていたが、今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、追い打ちをかける格好になった。

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