弾劾裁判生き延び…トランプ氏“再選”へ共和党の団結強化 民主党候補者は4氏が接戦

 中国の上海株式相場は、春節(旧正月)明けから大幅に続落している。株式市場の休場期間中に、中国・武漢市で発生した新型肺炎の感染拡大が深刻化する一方、企業の生産再開が延期されるなど、中国経済の減速はほぼ確実となってきている。

 米中両国が覇権争いをするなか、中国が新型コロナウイルスで弱体化してくれれば、ドナルド・トランプ米大統領にとっては願ってもないことである。

 米軍は年明け早々、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガーセム・ソレイマニ司令官を殺害した。「米国とイランが戦争に突入するのではないか」と世界中を震撼(しんかん)させたが、現在は小康状態にある。

 トランプ氏にとっては、大統領選挙で対抗馬から弱腰とみられないためにも、目前に迫っていた弾劾裁判から国民の目をそらす絶好のチャンスだった。事実、トランプ氏の支持率は上昇した。共和党支持者を中心に、オバマ前政権時の対イラン融和政策への不満が蓄積していたこともある。

 トランプ氏の読みは見事に当たったのである。

 民主党多数の下院で昨年9月、弾劾調査が開始された。トランプ氏が、政敵のジョー・バイデン元副大統領に打撃を与えるため、ウクライナ政府に調査を依頼したことは「権力の乱用」で、弾劾調査への協力拒否も「議会の妨害」だとして、下院は同年12月に弾劾訴追した。

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