カンボジア首相が訪中、新型肺炎で中国支持 習氏「困難な時に本心わかる」 

 【北京=西見由章】5日に北京を訪問したカンボジアのフン・セン首相は新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって中国の習近平国家主席と会談し、「(渡航などの)極端な制限措置はとるべきではない」と述べ、中国側の立場を支持した。

 フン・セン氏は「この特殊な時期に訪中を急遽(きゅうきょ)決めたのは、カンボジア政府と人民の強力な支援を示すためだ」と強調。習氏も「困難な時こそ人の本心がわかる」と訪中を称賛した。

 中国の支援で7%近い経済成長を続けるカンボジアは東南アジアの中でも中国寄りの姿勢を鮮明にしている。フン・セン氏は1月末、中国在留のカンボジア人は「中国人とともに病気と闘わなくてはならない」と述べ、自国民を運ぶチャーター便を飛ばす予定はないと強調。感染の中心地の武漢を自ら訪問する意向も示したが、中国側が「武漢は全力で感染抑止に取り組んでおり、時間もない」(外務省報道官)と実現しなかった。

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