日米韓、北朝鮮核で連携 3カ国外相が会談

 【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は14日、茂木敏充外相、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と西部カリフォルニア州シリコンバレーで日米韓3カ国による外相会談を開いた。

 国務省が同日発表した声明によると、3氏は日米韓の協力関係がインド太平洋地域での平和を確保するために不可欠だと強調。また、米韓および日米の同盟関係が同地域と世界の安全と繁栄のために重要だと訴えたとしている。

 ポンペオ氏はまた、茂木氏と康氏と個別に会談した。日米外相会談では、日米安全保障条約が19日で署名から60年を迎えるのを踏まえ、日米同盟は「強固であり続ける」との立場を改めて確認したほか、北朝鮮問題を含む地域の懸案をめぐる連携に関し意見を交換したとしている。

 康氏との会談では、米韓が北朝鮮への対応で緊密に協力する方針を確認した。トランプ政権のインド太平洋戦略と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係強化を目指して進める「新南方政策」とを連関させていくことでも一致した。

 国務省のオルタガス報道官によると、日米、米韓の両会談ではいずれも「日米韓3カ国の協力の重要性」が議題となった。日韓の対立悪化を受け、ポンペオ氏が茂木氏と康氏に関係修復を促した可能性がある。

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