金正恩氏、悪夢の「正恩斬首作戦」動画公開に衝撃!? “イランの英雄”殺害で米特殊部隊の遂行能力に震撼

 その後、2003年のイラク戦争でフセイン政権を打倒したのが米国の不幸の始まりだ。フセイン大統領は06年に逮捕され死刑に処せられた。イラクでは少数派であるスンニ派が力を失い、多数派であるシーア派が勢力を拡大した。米国自らが、イランがイラクを抱き込むことを手助けしてしまったのである。

 バラク・オバマ前政権によって11年に米国はイラクから撤退したが、14年に派兵を再開した。これまでに多くの米国の若者が犠牲になった。

 苦労して維持してきたイラクをイランの手に渡すわけにはいかないのが、米国の事情であり、「イラクでの空爆で斬首した」のは「イラクに手を出すな」という警告だと取ってよいだろう。

 米国の「斬首作戦」の遂行能力の高さが改めて証明されたことで、正恩氏は悪夢にうなされているのではないか。

 ■大原浩(おおはら・ひろし) 人間経済科学研究所執行パートナーで国際投資アナリスト。仏クレディ・リヨネ銀行などで金融の現場に携わる。夕刊フジで「バフェットの次を行く投資術」(木曜掲載)を連載中。

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