韓国で反文勢力の「決死隊」決起か!? GSOMIA破棄阻止へ軍OBら「命をかけて文大統領を引きずり下ろす」 識者「失効期限の23日まで予測不能」

 大統領府(青瓦台)の入り口前には600人程度の「決死隊」が陣取っていた。半分ほどが20~30代の退役軍人・予備役。大統領府前で寝泊まりしながら連日、「文大統領は退場だ」「米韓同盟を守れ」「GSOMIA破棄は自殺行為だ」などとプラカードを掲げ続けているという。

 日本ではあまり報じられないが、「反文デモ」は毎週土曜日、継続して開かれているという。

 高氏は「GSOMIAの失効は、期限の23日午前0時まで予測不能だ。現実となれば日米韓の安全保障協力には大変なダメージとなる。鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は普段は文氏の顔色をうかがっているが、本音は『GSOMIAは維持すべきだ』という考えだろう。軍部の大勢も同様だ。今後、文政権が『離米・従北』姿勢を強めれば、『北朝鮮にのみ込まれかねない』との危機感が強まり、軍部も動くほかなくなるのではないか」と分析する。

 文政権が、北朝鮮主導の半島統一(赤化統一)に傾斜するのに、異議を唱えるような軍幹部も出てきた。

 東亜日報(10月22日、日本語版)は、李承都(イ・スンド)海兵隊司令官が、国政監査で「北朝鮮との有事の際に、(北朝鮮が実効支配する)咸朴島(ハムバクド)を完全に焦土化する作戦を立てた」と明らかにしたと報じた。

 李氏の発言を受け、北朝鮮は2010年の韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃事件を持ち出し「我が軍隊の火の雨を味わった者が妄言を吐いている」と脅迫してきた。だが、李氏の発言は注目され、鄭国防相も「決然たる態度を示した」と評価したという。

 前出の高氏は「軍の将校らは『文政権が軍の解体まで狙っているのでは?』と警戒し、不満をためている。『反文』で盛り上がる国民世論を後ろ盾に、彼らがいつ爆発し、決起してもおかしくない」と指摘する。

 文政権は内憂外患だ。

 ドナルド・トランプ米大統領が8月末、フランスで開かれたG7(先進7カ国)首脳会談で、「文在寅という人間は信用できない」と酷評するほど、文氏を嫌っていたという。

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