米大統領「トルコ制裁に賛成」 シリア攻撃で

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は9日、トルコが隣国シリア北部で開始した軍事作戦をめぐり、超党派の議員が上程を計画している対トルコ制裁案に「賛成する」と述べるとともに、「さらに強力な措置」も考慮することを明らかにした。ホワイトハウスで記者団に答えた。議会内ではトランプ氏が軍事作戦を黙認したとの批判が高まっており、トルコへの牽制(けんせい)を強めることで批判をかわす構えとみられる。

 同日発表した声明で軍事作戦を「悪い考えだ」と非難したトランプ氏は、記者団に対しても「彼(トルコのエルドアン大統領)が非道なことをすれば、非常に大きな経済的代償を払うことになる」と強調した。

 一方でトランプ氏は「あの地域に米兵はいない」と繰り返したうえで、「彼(エルドアン氏)がどうするか様子をみよう」と状況を注視する考えを示した。

 共和党重鎮のグラム上院議員と民主党のバンホーレン上院議員は9日、対トルコ制裁案の骨格を公表した。トルコ軍への武器売却を含めた米軍による軍事支援などを禁じる内容で、グラム氏はツイッターで「超党派の強力な支持を期待する」と訴えた。

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