韓国・文政権の“災厄”に日本はどうする? 武藤元駐韓大使が激白「批判受ければ逆ギレ…手に負えない」 核保有の“統一国家”出現なら「日本も『目覚める』しかない」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法相に指名したチョ国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官の適任性を判断する韓国国会の聴聞会が、6日開かれることが急きょ決まった。娘の大学不正入学や、息子の兵役逃れ、家族ぐるみの不透明なファンド運営など複数の疑惑が直撃しているが、文氏は、チョ氏を強行任命する構えだ。チョ氏は「反日・離米派」「南北統一派」の中心人物とされ、日韓・米韓関係の改善は絶望的といえる。こうしたなか、文政権の本性を知る、武藤正敏元駐韓大使の新著『文在寅という災厄』(悟空出版)が注目されている。東アジア情勢が激変するなか、日本はどうすべきかを聞いた。

 聴聞会は当初、2~3日に予定されていたが、チョ氏の家族を証人として呼ぶかどうかで、与野党が激しく対立していた。チョ氏は2~3日に約11時間におよぶ記者会見を行い、疑惑を否定。今回、野党側が妥協して、家族を呼ばないことで決着した。

 ただ、韓国検察はすでにチョ氏周辺への捜査に着手している。「私は人に忠誠をささげない」と公言する尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長が指揮を執り、チョ氏の娘が通った名門大などへの強制捜査を実行した。

 文氏としては、疑惑を正面突破するように、政治的同志であるチョ氏を法相に任命する見通しで、9日の任命が有力視されている。

 文政権の暴走が注目されるなか、夕刊フジは武藤氏にインタビューした。

 武藤氏は「文政権は、自分たちに都合良く歴史を書き換えようと、フレームワークをつくり、その中にいろんな歴史的事象を取り込み、自らを正当化した。そして、日韓関係を完全に崩した」と切り出した。

 1948年、東京都生まれ。72年、外務省に入省した。アジア局北東アジア課長や、在ホノルル総領事、在クウェート特命全権大使などを歴任。2010年、在韓国特命全権大使に就任し、12年に退官した。

 朝鮮半島通の外交官として知られ、アジアの平和と安定を願ってきた。それだけに、「完全かつ最終的に解決」した1965年の日韓請求権・経済協力協定を無視する、いわゆる「元徴用工」をめぐる隣国の異常判決を問題視する。

 さらに、文大統領は8月15日、日本の朝鮮半島統治からの解放記念日「光復節」の演説で、「一度、合意したからと言って、全てが終わりではない」とまで言い放った。

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