トランプ氏、ロシアの爆発は「原子力推進式巡航ミサイル」

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は12日、ロシアでの爆発事故について、同国が開発中の原子力推進式巡航ミサイル「9M730ブレベストニク」(欧米での呼称・SCCXスカイフォール)が爆発したものであると指摘した。

 トランプ氏は「米国は爆発から多くのことを学んでいる。米国にも同様の技術はあるが、より発達している」と述べる一方、「爆発は施設の周辺と、より広い地域の大気(汚染)について人々を不安がらせている。良くないことだ!」と批判した。

 米核専門家のジェフリー・ルイス氏は、爆発は協定世界時(UTC)で8日午前6時(日本時間同日午後3時)ごろに起きたとする、核実験全面禁止条約機構(CTBTO)の監視システムの計測結果に基づく分析結果を明らかにした。

 ルイス氏によると、爆発事故があった現場の近くに8日、核燃料運搬船「セレブリャンカ」が停泊していたことが商業衛星画像で判明。同氏はCNNテレビに対し、ロシアが原子力巡航ミサイルの実験を行っていたことを示すものであると語った。

 ルイス氏によると、ロシアが昨年夏に北極海のノバヤゼムリャ列島で原子力巡航ミサイルの実験に失敗した際も、同船が原子力推進装置の残骸の回収作業を行ったという。

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