米、禁輸緩和先延ばしか 対ファーウェイ、対立激化

 米ブルームバーグ通信は8日、トランプ米政権が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置の緩和を先延ばししていると報じた。中国が米農産品の輸入を停止した後に手続きを止めた。両国間の対立は激化しており、禁輸にも影響が及んできた。

 米政権は5月に禁輸措置を発動。トランプ大統領は6月下旬の習近平中国国家主席との会談で、禁輸を一部緩めることに同意した。米政権は安全保障への問題が生じないものに限定して認める方針を示していた。

 米企業からファーウェイへの販売許可を求める約50件の申請があったが、米商務省は許可するかどうかの決定を保留している。

 トランプ氏は今月1日、中国からの輸入品3千億ドル(約32兆円)分を対象とする制裁関税を9月1日に発動すると表明。これに反発した中国政府は、中国企業が米農産品の新規購入を停止したと発表した。トランプ氏は来年の大統領選での農業票獲得を狙い、中国に農産品の大量購入を求めていた。(ワシントン 共同)

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