トランプ大統領、腕を組み真剣な表情で観戦 「座布団禁止」のアナウンスも

 観客の歓声と拍手の中、笑みを浮かべながら両国国技館(東京都墨田区)の場内に姿を見せたトランプ米大統領とメラニア夫人。笑顔で手を振り、安倍晋三首相、昭恵夫人とともに1階正面のマス席内に特別に用意されたソファに腰をかけた。

 入場直前には「座布団は絶対投げないでください」などと注意喚起する場内アナウンス。場内の緊張が高まる中で4人が姿を見せると、スマートフォンのカメラなどを構えた観客らが一斉に総立ちになった。

 ピンク色のネクタイを締めたトランプ氏は着席後も周囲に笑顔を振りまいた。周辺の席には警視庁のセキュリティーポリス(SP)やシークレットサービス(米大統領警護隊、SS)が陣取り、前後左右に目を光らせる。

 興奮した観客たちはなかなか座らず、場内アナウンスで「座ってください」と呼びかけると、ようやく着座。次の取り組みが始まった。取り組みは、前日の25日に優勝を決め、この後の表彰式でトランプ氏が「米国大統領杯」を手渡す予定の朝乃山関と、御嶽海関との一番。トランプ氏は腕を組み、真剣な表情で見守る。朝乃山関が惜しくも敗れると、隣に座る安倍首相がトランプ氏に通訳を通じて状況を説明しているような様子もみられた。

 結びの一番で横綱の鶴竜関が勝利を収めたのを見届けると、トランプ氏らは関係者の誘導で席を立った。間もなく表彰式が始まる。

 いよいよ米国大統領という世界最高の警護対象者が、360度全方位から観客の目にさらされる土俵上に立つ。周辺の警備関係者の表情が一段と険しくなる。

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