中東に米軍1500人増派 トランプ氏、対イラン緊張「防衛目的」

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は24日、イランとの緊張が高まっていることを受け、中東地域に1500人の部隊を追加派遣すると明らかにした。訪日に先立ち、ホワイトハウスで記者団に語った。駐留米軍の安全確保など防衛的な措置だと強調している。

 トランプ氏は「中東(の情勢)は順調にいくと思う。イランが米国と戦争をしたがっているとは全く思わない」と述べた。シャナハン国防長官代行は同日、増派方針について議会に通知した。

 トランプ政権は今月、イランが米軍などを攻撃する恐れがあるとし、B52爆撃機の部隊や、原子力空母エーブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を中東に派遣した。

 ギルデイ統合参謀本部事務局長によると、今回増派されるのは、警戒監視活動に従事する有人・無人偵察機や戦闘機の部隊など。1500人のうち約600人は、すでに派遣されている地対空ミサイル「パトリオット」の運用部隊で、派遣期間を延長するという。

 ギルデイ氏は、アラブ首長国連邦(UAE)沖のオマーン湾で今月、サウジアラビアの原油タンカーなどが攻撃を受けたことにも言及。「イランが実際に攻撃したとの情報を得た」と述べ、イランの革命防衛隊による行為だとの見解を示した。

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