トランプ氏のシークレットサービスが国技館視察

 令和初の国賓として25~28日に来日するトランプ米大統領夫妻の大相撲夏場所観戦をめぐり、大統領を警護するシークレットサービス(米大統領警護隊、SS)が15日、両国国技館(東京都墨田区)を視察したことが関係者への取材で分かった。日本の警察当局と協議して座席を決めるほか、トランプ氏が希望する土俵上での表彰の実現に向けて課題を洗い出し、警備態勢を構築するとみられる。

 複数の関係者によると、視察には警護隊のほか外務省や警察庁などの担当者が参加。同日の取組が終了し、観客が会場を離れた後に、日本相撲協会側から説明を受けながら館内の構造や設備、トラブル発生時の避難経路などを確認した。

 トランプ氏は夏場所千秋楽の26日、終盤の取組を安倍晋三首相と観戦。取組終了後は土俵に上がって優勝力士を直接表彰したい意向を示している。座席位置は天覧相撲などに使用される2階の貴賓席か、土俵に近い1階のマス席などが挙がっており、マス席ではいすの設置も検討されている。

 警護隊と日本の警察当局は視察結果を踏まえ、週明けにも座席位置などを決定。横綱が敗れた際などに飛び交う座布団の扱いや、危険物となり得る瓶での酒類の提供についても協議される可能性がある。

 千秋楽当日は1、2階の座席に警備要員が点在配置される見通し。日本相撲協会などもトランプ氏の座席決定に合わせ、周辺の座席や土俵直近の溜(たまり)席の来場者らについて把握を進めるとみられる。

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