就任2年迎え…韓国・文大統領を識者が「外交採点」 西岡氏「マイナスつけたいぐらいの0点」 室谷氏「日韓関係悪化、採点不能…」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日、就任から2年を迎えた。北朝鮮への突出した肩入れや、異常な「反日」政策などの結果、国際社会は文韓国を白眼視しつつある。9日放送されたKBSテレビのインタビューでは、日韓関係の悪化について、「決して韓国政府がつくり出している問題ではない」と無責任に言い放った。夕刊フジでは、朝鮮半島情勢に詳しい専門家2人に文氏の外交政策を採点してもらった。

 「対北朝鮮融和政策一辺倒で、その結果、日米両国との連携が弱体化した。評価できる点がなく、マイナスをつけたいぐらいの0点といえる」

 著書『歴史を捏造する反日国家・韓国』(ワック)がある麗澤大学の西岡力客員教授は語った。

 文氏は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と3回、首脳会談を行った。米朝首脳会談は実現したが「北朝鮮の非核化」は進んでおらず、米国は対韓不信を強めている。

 日本には、いわゆる「元徴用工」をめぐる異常判決を放置し、昨年12月には韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射事件を引き起こした。

 西岡氏は「戦時労働者の判決では『政府にタスクフォースをつくった』といいながら、何の結論も出さず、日本企業の資産を現金化する動きが進んでいる。日韓関係は最悪の状態だ」という。

 『呆韓論』(産経新聞出版)や『なぜ日本人は韓国に嫌悪感を覚えるのか』(飛鳥新社)など、数多くの韓国本を出版したジャーナリストの室谷克実氏は「『日韓関係は良好に』という前提では低い点数だが、文氏の『日本との関係を悪化させたい』という立場では100点。正直、採点不能だ」と判断した。

 韓国の現状について、室谷氏は「米国も日本も無視し始めており、中国や北朝鮮からはコケにされている。だが、文氏は『それでいい』と考えているだろう。国内の社会主義化を進め、核を持つ北朝鮮との統合を目指すようだ」と分析する。

 史上最悪の対日関係は好転するのか。

 西岡氏は「文氏は信念で動いており、改善は見込めない。希望は保守派の動きだ。保守系野党の自由韓国党が反対運動を活発化させ、良識的な学者や研究者が『日本の言い分が正しい』と公然と言い出している。反文勢力が世論をつくり出すことができるかに、日韓関係の将来がかかっている」と語った。

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