北高官がポンペオ氏非難、軍事的選択を示唆

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は30日、ポンペオ米国務長官が最近、米メディアで非核化交渉が失敗した場合、別の道もあり得ると述べたことに対し、「軍事的方法を動員してでも、われわれの体制を崩壊させようとする危険な発想だ」と非難。「決心すれば、われわれの選択にもなり得る」と述べ、交渉決裂なら軍事的選択肢も取り得ることを示唆した。

 朝鮮中央通信記者の質問に答えた。また、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が4月の施政演説で「年末まで米国の勇断を待つ」と述べたことを挙げ、米国が「期限内」に立場を再考して出直してこない場合、「望まない結果を目の当たりにすることになりかねない」とも警告した。

 北朝鮮は、2月の米朝首脳会談が物別れに終わった責任は強硬案に転じたポンペオ氏にあると主張し、交渉担当者の交代を要求している。崔氏は「われわれの非核化の意志に変わりなく、時が来れば非核化を行うだろう」と述べながら、あくまで米側が現在の交渉法を変える「条件下だけで可能だ」と強調した。

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