きょう露朝首脳会談 非核化、制裁緩和で協調確認へ

 【ウラジオストク=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は25日、露極東ウラジオストクで初の首脳会談に臨む。2月の米朝首脳会談が物別れに終わって非核化交渉が膠着(こうちゃく)状態に陥る中、金氏はロシアの支援で制裁緩和に筋道を付けたい意向とみられる。会談では、両国が非核化問題で協調して対処する方針を確認する見通しだ。

 金正恩氏は24日夕に現地到着。儀仗(ぎじょう)隊による歓迎式典の後、会談会場となるルースキー島の宿舎に向かった。金氏は露国営テレビに「朝鮮半島情勢の正常化と両国関係の発展を具体的に協議したい」と話した。

 朝鮮労働党機関紙、労働新聞は25日、歓迎を受ける金氏の写真や記事を1面に大きく掲載した。北朝鮮メディアが金氏の訪露を報じるのは3日連続となる。

 一方、プーチン氏が北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の枠組みへの復帰を金氏に提案するとの観測があることについて、ペスコフ露大統領報道官は24日、「誤りだ」と否定。ただ、複数の国が非核化に関与することの有用性は認めた。

 首脳会談は、11年に金氏の父、金正日(ジョンイル)総書記が当時のメドベージェフ大統領の会談以来、8年ぶり。今回の会談では文書署名や共同声明は予定されていない。

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