ノートルダム大聖堂火災にネットからも悲しみの声「言葉が出ない…」 熊本地震被災者「パリ市民の気持ちは痛いほど分かる」

 フランスを代表する観光名所、パリのノートルダム大聖堂で15日夕(日本時間16日未明)、大規模な火災が起きた。中央部分の屋根が崩壊し、高さ約90メートルの尖塔が焼失。消火作業は16日未明(同16日朝)も続いている。世界文化遺産を襲ったまさかの火災にネットも大荒れ。一時、YAHOO!のリアルタイム検索で1~3位を「ノートルダム大聖堂」「ノートルダム寺院」「尖塔」が独占した。

 SNSには美しいノートルダムの消失を悲しむ声が続々とアップされた。

 ツイッターを見ると、「言葉が出ない…」「かなしすぎて朝から泣いてしまった 高校生のときに修学旅行で行ったきりだけど本当に美しかったんだ」「夜のノートルダム大聖堂は、涙が出るほど美しいんだ」「今日は聴ける限り劇団四季のノートルダムの鐘を聴いて過ごそう」などの声が。

 また3年前の16日に日本で熊本地震が発生していることから、「ノートルダムの火災。寺院の喪失もさることながら、それを観て呆然としているパリ市民の姿が居た堪れない。東日本大震災や熊本地震の時の日本人の顔と同じにみえた。そう思うと他人事ではなく感じる」「熊本地震本震から3年。熊本城を失ったのと同じ日にノートルダム大聖堂の火災…。熊本市民だからパリ市民の気持ちは痛いほど分かる。ショック…」といった悲痛な言葉も見られた。

 パリを拠点に活動するミュージシャンの辻仁成(59)は16日、ツイッターを更新。「三ヶ月前の夜、僕はYouTube『パリ右岸ナイト』の撮影のためにノートルダム大聖堂に行きました。最後の一番美しい姿が残されています。ちょうど頭から五分くらいのところからノートルダムの映像が。この時のあまりに美しいノートルダムが僕にとっては最後となりました」と投稿している。

 ルモンド紙(電子版)によると、出火元は屋根裏にある改修工事用の足場付近とみられ、検察が捜査を開始した。消防ヘリコプターによる上空からの放水は「建物全体の崩壊につながる恐れがある」として見送られ、約400人の消防隊が地上から消火活動を行った。

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