韓国の歴代政権が“求心力”高めるため植えつけた「歪んだ復讐心」 慰安婦像、徴用工像を道端に設置

 【赤化韓国】

 ソウルのターミナル駅の1つ「龍山(ヨンサン)駅」の入り口付近に、骨と皮になった男がツルハシを片手に虚空を仰ぐ痛々しい像がある。「徴用工の像」だ。周りにはブロックで積み上げた柱がいくつもあり、ブロックの1つ1つに「日本政府は謝罪しろ」「忘れません、行動します」などと刻まれている。1日何十万人がこれを見ながら通り過ぎている。

 ソウル日本大使館前には「慰安婦像」が設置されている。歩道の端にいくつも埋め込まれた金色のプレートには、元慰安婦の名前が記載され、韓国語と英文で「日本軍慰安婦被害者16歳で中国に連れて行かれた」などと書かれている。その恨みを込めて大使館をにらみ続ける慰安婦像に、日本人なら誰もが戦慄を覚えるだろう。

 いわゆる「徴用工問題」も「慰安婦問題」も、国内法や国際法に照らして日本に何ら非がないことは明らかである。にもかかわらず、ここまで問題が拡大した大きな理由は、韓国の歴代政権が外敵を作って求心力を高めるために、「日本への恨み」を国民に植え付けてきたからだ。

 子供たちは学校での「反日」教育ばかりでなく、ソウルの「西大門刑務所歴史館」や、天安(チョナン)市の「独立紀念館」などの反日施設を通して、幼いころから徹底的に洗脳される。そこでは史実を極端にゆがめ、日本人による残虐行為なるものを捏造(ねつぞう)し、視覚や聴覚に訴えながら日本への憎悪と恨みを子供の心にたたき込んでいるのだ。

 例えば、「独立紀念館」では、動くろう人形で独立運動家の女性を拷問するシーンを再現している。足の間に差し込まれた太い棒を捻じると、悲鳴とともに骨の砕ける音が聞こえる。これは日本統治時代には禁止されていた李朝時代の「周牢(チュリ)」という拷問だが、それを日本人がやったとねじ曲げて伝えているのだ。

 筆者の隣で震える小学生の子供に父親が「これがウェノム(日本野郎)のやることだ! 良く覚えておけ」と教えていた。このような教育を受けて、日本との友好を考える子供が育てば奇跡だろう。

 年間700万人の観光客が来日することをもって、「韓国人は日本を嫌っていない」という説もあるが「大ウソ」である。彼らは「現在の日本」と「過去の日本」を区別しているだけであり、「過去の日本」は決して許していない。「過去を水に流す」文化は韓国に存在せず、祖先の恨みは、かたきの子孫を同じ目に遭わせるまで晴れることがない。

 今や「日本への恨み」だけが国民団結のよりどころである。慰安婦像・碑や徴用工像をどんどん建てているのも、日本を貶めて仕返ししようとする彼らの「ゆがんだ復讐(ふくしゅう)」ではないだろうか。

 ■松木国俊(まつき・くにとし) 朝鮮近現代史研究所所長。1950年、熊本県生まれ。73年、慶応大学を卒業し、豊田通商に入社。直後から韓国担当を務め、80~84年、ソウル事務所に駐在する。秘書室次長、機械部次長を経て、2000年に退社。松木商事を設立する。韓国問題を長く研究しており、「慰安婦の真実国民運動」前幹事長。著書に『こうして捏造された韓国「千年の恨み」』(ワック)、『日本が忘れ韓国が隠したがる 本当は素晴らしかった韓国の歴史』(ハート出版)など。

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