ロシアのベネズエラ派兵を非難 ボルトン米大統領補佐官

 【ワシントン=住井亨介】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は29日、ロシアが南米ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権支援のため軍を派遣したことについて声明を発表し、「マドゥロ大統領はこの支援を、さらにベネズエラ国民を抑圧するために使うだけだ」と非難した。

 声明で、ボルトン氏は「われわれはこうした挑発的行動を、この地域における国際的な平和と安全保障への直接的な脅威とみなす」と警告し、「米国と南北アメリカ大陸のパートナーの利益を守る」とした。

 ロシアは23日、軍人約100人を乗せた軍用機2機をベネズエラの首都カラカスに派遣しており、即時撤退を求める米国との間で緊張が高まっている。

 一方、ベネズエラ問題を担当する米国のエイブラムス特別代表は29日の記者会見で、ロシアの軍派遣について、ベネズエラで発生した大規模停電により地対空ミサイルシステム『S300』が影響を受け、その復旧のための要員とみていることを明らかにし、「彼らの駐留はベネズエラ国民に利益をもたらさない」と批判した。

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