4月11日に米韓首脳会談、溝は埋まるか

 【ソウル=桜井紀雄】韓国大統領府は29日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が4月10日に訪米し、ワシントンで現地時間の翌11日にトランプ大統領と会談すると発表した。2月末にハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、膠着(こうちゃく)状態に陥った北朝鮮との非核化交渉の対応策を協議する。

 文氏は依然、米朝の「仲介外交」に意欲を示している。完全な非核化に向けて一括妥結を目指すトランプ政権に対し、北朝鮮は段階的非核化措置と引き替えに主要制裁の解除を要求。北朝鮮を擁護し、南北経済協力に積極的な文政権と米国との溝も顕在化しており、米韓両首脳が足並みをそろえて有効な対応策を打ち出せるかは不透明だ。

 韓国大統領府は、会談はトランプ氏の招請によるものだとし、「韓米の同盟関係を一層強化し、完全な非核化を通した朝鮮半島の平和体制構築のために協力策を協議する」と説明した。米韓首脳会談は昨年11月の20カ国・地域(G20)首脳会議に際してアルゼンチンで開かれて以来。

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