米、ロシア軍撤収を要求 ベネズエラでトランプ氏

 トランプ米大統領は27日、混迷が続く南米ベネズエラに最近、100人近い軍兵士を派遣したロシアに対し撤収を要求した。ベネズエラを舞台に米ロの緊張が高まりつつある中、トランプ氏は記者団に「全ての選択肢がある」と強調し、ロシアをけん制した。

 ベネズエラの野党連合出身で暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長の妻ファビアナさんとホワイトハウスで会談した際、トランプ氏は「ロシアは出て行かなければならない」と語った。

 ロイター通信によると、ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権を支えるロシアは23日、100人近い兵士を乗せた2機の空軍機をベネズエラに派遣した。米政府はこの中に特殊部隊やサイバーセキュリティー部隊が含まれているとみて警戒している。中国もマドゥロ政権を支持している。

 ペンス副大統領もロシア軍兵士のベネズエラ入りを「歓迎されざる挑発」と非難し、ロシアに対し「マドゥロ政権へのあらゆる支援の停止」を呼び掛けた。

 一方、ロシア外務省のザハロワ情報局長は声明で、ロシア軍のベネズエラ駐留はベネズエラ憲法に「厳密に合致」しており、2国間の取り決めに基づき「合法だ」と主張している。(共同)

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