トランプ氏、ゴラン高原のイスラエル主権認め宣言署名

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、シリア南部のイスラエル占領地ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認定する宣言に署名した。

 トランプ氏は宣言の署名式で記者団に、米国とイスラエルの関係は「強力だ」と指摘し、署名に使ったペンを式典に立ち会ったネタニヤフ氏に手渡した。

 ネタニヤフ氏は「宣言は、ゴラン高原がイスラエルの安全保障にとり、これまでにないほどに重要になっているタイミングで行われた」と述べ、トランプ氏に謝意を表明した。

 宣言は、「イランや(イスラム教シーア派民兵組織)ヒズボラを含むテロ組織がゴラン高原をイスラエル攻撃のための拠点にしようとしている」と指摘し、「ゴラン高原をめぐるイスラエルの主権を認めるのが適切だ」と強調した。

 一方、イスラエル中部で25日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム過激派組織ハマスが発射したとされるロケット弾が民家に撃ち込まれた問題で、トランプ氏は「イスラエルには自国を防衛する権利がある」と強調。ネタニヤフ氏も「攻撃を決して容認しない」と訴え、イスラエル軍による大規模な報復攻撃を行う構えを示した。

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