トランプ氏、大統領選へ前進 疑惑追及の民主は守勢に?

 【ワシントン=住井亨介】ロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査結果は、トランプ大統領にとって「無罪」に等しいものだった。モラー特別検察官の捜査を「魔女狩り」としたトランプ氏の主張に追い風となった。野党・民主党は来年の大統領選に向けて攻勢の最大の足掛かりを失うことになるとみられ、24日の捜査報告書の概要報告は、これまでの攻守が入れ替わる「潮目」となりそうだ。

 「これまでに聞いたことがない、ばかげたことだ」。トランプ氏は24日、干渉問題の「疑惑捜査」を批判した。トランプ氏にとり、捜査は2017年1月の大統領就任以来、政権運営の足かせとなってきた。

 モラー氏の捜査ではトランプ陣営の元幹部を含む計34人が起訴されたが、いずれもトランプ陣営とロシア側との共謀という疑惑の核心から離れた罪状だった。24日付の米誌ワシントン・エグザミナー(電子版)は「トランプ氏の1期目のほとんどは陰謀論に費やされた」と評した。

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