ポンペオ中東歴訪、イラン包囲網に手応え

 【ワシントン=住井亨介】ポンペオ米国務長官は23日、5日間にわたるレバノン、イスラエル、クウェートの中東3カ国への歴訪を終えた。ポンペオ氏は訪問先でメディアに対し、イラン包囲網の構築で「協力が進みつつある」と強調した。

 最初の訪問国、クウェートではサバハ首長との会談で、シリアやイエメンへの影響力を強めるイランに対抗するため、加盟国間の対立が表面化している湾岸協力会議(GCC)の団結が必要不可欠との認識で一致した。

 共同声明では、米国がイランなどに対する包囲網として進める「中東戦略同盟」(MESA)構想について「両国は設立の重要性を認識する」との文面が盛り込まれた。

 続くイスラエルでは、滞在中にトランプ米大統領がシリア南部のゴラン高原についてイスラエルの主権を認定。ネタニヤフ首相は「イランを撃退するために米国と緊密に協力していく」と改めて確認した。

 レバノンでは、シリアでイラン革命防衛隊の別動隊として活動するイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラについて、ポンペオ氏は「イランの命令で無法行為を働いている」と非難し、ヒズボラとの決別を訴えた。

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