米国務長官、北と「対話継続を期待」

 【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は15日、国務省で記者会見し、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が非核化交渉の中断を警告したことに関し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がシンガポールでの史上初の米朝首脳会談で「非核化を約束した」と指摘した上で、「対話と交渉が継続できるとの望みを抱いている」と述べ、交渉を維持していく立場を強調した。

 ポンペオ氏は、ハノイでの2度目の首脳会談が不調に終わった理由について「北朝鮮の提案が米国として容認できる水準に達していなかった」と説明。崔氏が核実験や弾道ミサイル発射の停止を再考する考えを示したことについては「金氏はハノイでの会談で、核・ミサイル実験の停止を目の前で何度も約束した」と語り、「約束を守ることを期待する」と訴えた。

 今後の交渉の見通しについては言及を避けた。

 また、崔氏がハノイでの会談が不調に終わった原因はポンペオ氏やボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の非妥協的な姿勢にあると名指しで非難したことに対し、「彼らの言い分は間違っている」と反論。「北朝鮮から『ごろつきのようだ』と言われたのは初めてではない」とも述べ、「プロフェッショナルな話し合いができるのを期待する」と表明した。

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