トランプ氏の発言が波紋 拘束後死亡の米学生めぐり 両親は反発

 【ワシントン=住井亨介】北朝鮮で拘束され、帰国後間もなく死亡した米国人大学生、オットー・ワームビア氏=当時(22)=をめぐり、トランプ米大統領がハノイでの日朝首脳会談後の記者会見で「(北朝鮮の金正恩=キム・ジョンウン=朝鮮労働党委員長は)知らなかったと言っていた。私はその言葉を信じる」とした発言が波紋を呼んでいる。ワームビア氏の両親が1日、「金氏と彼の邪悪な政権は息子の死に責任がある」とする声明を発表したほか、身内の共和党議員からも批判の声が出ている。

 両親は声明で「金氏とその政権には、想像を絶するほど残虐で非人道的な行為の責任がある」と非難し、「いかなる弁明や過剰な称賛でもそれは変えられない」とした。金氏を「私の友人」などとしたトランプ氏を念頭に置いてのものとみられる。

 トランプ氏は会談後の会見で、「ワームビア氏に起きたことは本当にひどいことだった」としたうえで、「最高指導者がそれを知っていたとは思わない。金氏がそれを許可したとは思わない」などと述べた。

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