米朝首脳会談 禍根避けたトランプ氏 狙うはレイキャビクの再現

 記者会見でトランプ氏は、盟友である人気テレビ司会者のショーン・ハニティ氏からレーガン氏との対比について聞かれると、「今日は(合意に)署名するのは適切ではなかった」とし、「はじめに合意ありき」の姿勢を排する立場を強調した。

 トランプ氏は同時に「本当は制裁を解除したくてならないのだ」と訴えつつ、それには具体的な非核化措置が必要であるとの立場を改めて表明。「金委員長もこの記者会見を(テレビで)見ているはずだ」とし、金正恩氏に改めて核放棄の必要性を訴えた。

 一方、会談が事実上の物別れに終わったのは、金正恩氏が非核化を引き換えとする経済制裁の緩和に関し「全面解除」などという過大な要望をしてくるところまでトランプ政権が読み切れていなかったことも要因の一つと考えられ、米政権としては、交渉態勢や手順の再検証も迫られそうだ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ