北メディア「成功確信」報道 米朝の初日会談

 【ハノイ=桜井紀雄】北朝鮮メディアは28日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のハノイでの2度目の米朝首脳会談のもようを8カ月ぶりの「単独歓談」として大々的に報道した。

 28日付の党機関紙、労働新聞も1面にトランプ氏と握手する金氏の写真を大きく掲載した。会談結果に対する懐疑的な見方が根強い中、両首脳の良好な関係と、会談が成功裏に進んでいることを国内外に印象付ける狙いとみられる。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金氏とトランプ氏の首脳会談がスタートしたことを報じ、「全世界の関心と期待に即して包括的で画期的な結果を導き出すための真摯かつ突っ込んだ意見が交わされた」と強調した。

 「対決と反目の悪循環を終わらせ、平和繁栄の時代に応えようとする朝米首脳の熱望や大いなる決断で歴史的な再会談が始まった」とし、両首脳が「虚心坦懐で率直な対話を交わした」とした。金氏の「誰もが喜ぶ立派な結果がもたらされるだろう」との発言やトランプ氏の「われわれは極めて立派な関係を結んでおり、大いに成功した会談になると確信する」といった言葉も報じた。

 夕食会についても「和気あいあいとした雰囲気の中」で進み、昨年6月の会談以降、米朝関係で「相当な進展」があったことが高く評価されたと指摘した。

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