米中、北京で次官級協議 中国の構造改革が争点

 米中両政府は11日、北京で次官級の貿易協議を行った。14、15日の摩擦解消に向けた閣僚級協議に先立ち、中国の構造改革などの主な争点について実務レベルで話し合いを進めた。3月1日に交渉期限が迫る中、作業を加速させる。

 協議には、米側は通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表や商務省、農務省などの幹部が参加。中国側は王受文商務次官らが出席した。劉鶴副首相や中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁も朝方、会場の商務省に姿を見せた。

 14日から始まる閣僚級協議には、米側はUSTRのライトハイザー代表やムニューシン財務長官が出席。知的財産権の保護策の強化など中国の構造改革に重点を置いて議論する予定。中国外務省の華春瑩副報道局長は11日の記者会見で「世界各国の人々と同様に、良い結果が得られるよう望んでいる」と述べた。

 これまでの協議で、中国は貿易不均衡の是正に向けて米国からの輸入を大幅に拡大することを約束した。ただ構造改革を巡っては両国の主張の隔たりが依然として大きく、交渉は難航している。(共同)

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