米への引き渡し回避可能 ファーウェイ副会長拘束で加大使

 カナダのジョン・マカラム駐中国大使は22日、オンタリオ州で中国語系メディアと会見し、カナダが米当局の要請に応じ一時拘束した中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)の米国への身柄引き渡しは回避できる可能性があるとの見方を示した。米メディアが伝えた。

 カナダのトルドー首相やフリーランド外相らは、カナダは法治国家であり裁判に政治的な介入はできないと繰り返し表明しており、同大使の発言にカナダ政府内から反発が広がっている。

 マカラム大使は会見で、トランプ米大統領が中国との貿易摩擦解決にこの問題を利用できると発言したことなどを挙げ、孟氏の弁護団は身柄引き渡し阻止を裁判で勝ち取れると指摘した。

 さらに、身柄の引き渡しは「実現するとしても何年もかかる。被告はカナダの最高裁まで訴え続けることができるからだ」と述べた上で「米国が中国と取引することも可能だ」と付け加えた。

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