ファーウェイ事件と“米中冷戦” 中国紙「5Gの野望は妨げられない」

■環球時報(中国)「5Gの野望は妨げられない」

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は8日付の1面で、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)、孟晩舟容疑者が米国の要請によりカナダで逮捕された事件について、

「中国は第5世代(次世代移動通信システム=5G)の競争をあきらめない」との見出しで、今回の問題を論評した。

 5Gは現行の4Gに比べ通信速度が100倍とされる。あらゆるモノやサービスがインターネットにつながるIoTや人工知能(AI)、自動運転など先端産業を支える技術で、先陣争いが始まっている。

 同紙は、華為を始めとする中国の5G技術について「米国や欧州よりすでに優位に立っている」と指摘。米国やその同盟国が市場から華為を閉め出したとしても、5Gをめぐる「中国の野望を妨げることはできない」と断じた。

 米中の対立は今や、通商問題にとどまらず、安全保障やイデオロギー、先端技術をめぐる覇権争いの様相を呈している。

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