ファーウェイ騒動、トランプ氏顧問ら助言「介入すべきではない」

 【ニューヨーク=上塚真由】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟(もう・ばんしゅう)容疑者がカナダで逮捕された事件で、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、トランプ米大統領に対し、顧問らが、司法省が管轄する案件であり、捜査に介入すべきではないと助言したと報じた。

 トランプ氏は11日のロイター通信とのインタビューで、「(中国との)貿易取引にも、米安全保障にも良いことだと判断すれば(事件に)当然介入する」と述べていた。

 同紙が関係者の話として伝えたところによると、トランプ氏は孟容疑者の逮捕を知ると、中国との通商協議への影響を懸念し、どのような対応が可能か選択肢を尋ねた。これに対し、顧問らは大統領の管轄外だと主張し、介入を控えるよう助言したという。米政府高官は同紙に対し、現時点で捜査に介入する計画はないとも語っており、トランプ氏の発言の火消しに躍起になっているようだ。

 孟容疑者は1日、関連会社を通じた取引で対イラン経済制裁に違反した疑いがあるとして、米国の要請に基づきカナダ当局に逮捕された。カナダの裁判所は11日に保釈を決定し、米国への身柄引き渡しが焦点となっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ